連絡先情報をテキスト化して共有対応アプリに送れる「vCard to plain text」

ビジネスなどで多くの人と連絡を取り合っていると、新しく知り合った人などの連絡先を他の知り合いに知らせる必要が生じることがある。
Androidの電話帳アプリでは、「共有」で連絡先情報を他アプリに受け渡す機能が備わっていることがあるが、拡張子「.vcf」の「vCard」という形式のファイルで受け渡されるので、ファイルの送信に対応していないSMSやメッセンジャーアプリなどでは使えない。
端末に登録された連絡先の情報をテキストとしてアプリに受け渡したければ、「vCard to plain text」を使ってみよう。
「共有」でvCardファイルを受け渡すと、名前や電話番号、メールアドレスなどの情報をテキストデータに変換して、テキストの「共有」受け取りに対応したアプリに受け渡せる。
テキストに含めたい項目を選択できる他、項目名ラベルの有無の選択も可能だ。
このアプリを使えば、テキストしか送れない連絡手段でも、手軽に知人の連絡先を教えられるぞ。

なお、知人の個人情報の取り扱いには十分に注意しよう。共通の知人などであっても、無断で連絡先を他の人に教えるのは快く思われない可能性がある。
また、SNSなどでは、知人のふりをして不正に個人情報を収集し悪用する手口のサイバー犯罪も存在するようだ。身元のはっきりしない相手に自分や知人の連絡先を教えるのも避けるようにしよう。

vCard to plain text – Google Play の Android アプリ



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電話帳アプリで送信したい連絡先を表示したら、「共有」メニューを選択しよう。


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vCard to plain textをインストールしていれば、「テキスト化」という項目が表示されるはずだ。


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「テキスト化」を選択すると、名前や電話番号、メールアドレスなどの項目が一覧表示されるので、テキストに含めたい項目にチェックを入れ、下部の「ラベル付き」か「ラベルなし」ボタンを押そう。「ラベル付き」では、一覧に表示されているように「電話:」や「Eメール:」のような項目名ラベルが含まれるぞ。


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ボタンを押すと、テキストの共有先を選択する画面が表示される。


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共有先アプリを選択すると、選択した項目が受け渡され、メッセージの本文などとしてセットされた状態でアプリが起動するぞ。

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2014年07月20日20時27分 公開 | カテゴリー: ソーシャル | キーワード: | Short URL
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