【デバッグ接続】設定で無効化できないアプリもAndroid 4.4以降では「ブロック」可能

端末メーカーによるカスタマイズが許されているAndroidでは、様々な独自アプリがプリインストールされているが、中には全く使う機会が無いのに常駐してマシンパワーを無駄遣いしたり、「共有」のアプリ候補などに陣取ってユーザーをイラつかせるアプリもある。
Android 4.0からは、アンインストールできないプリインストールアプリを無効化する機能が追加されたが、メーカーの設定で無効化できなくなっているプリインストールアプリが少なくない。
Android 4.4以降のデバッグ接続では、「adb shell pm block」というコマンドが新たに利用可能になっており、このような設定画面では無効化できないアプリも、機能を封印できる場合があるぞ。
ただし、無効化を無効化されているアプリは、無理に無効化すると端末の動作に支障が生じてしまう可能性もあるので注意が必要だ。実行するときは、失っては困るデータはバックアップし、不具合が生じたときにすぐに戻せるようにパッケージ名をメモしておく等、万全の体制を整えておこう。




001

Androidでは、「共有」メニューに「Bluetooth」の項目が表示されるが、全く使わない人も多いだろう。


002

アプリの一覧で「Bluetooth共有」を無効にしようとしたが、ボタンがグレーになっていて無効化できない。


003

端末をパソコンにUSBデバッグ接続し、コマンドプロンプトなどで「adb shell pm block 」にブロックしたいアプリのパッケージ名を加えたコマンドを実行してみよう。Bluetooth共有の場合、パッケージ名は「com.android.bluetooth」だ。



004

共有メニューからBluetooth共有が消え去ったぞ。


005

ブロックを解除するには、コマンドプロンプトなどで「adb shell pm unblock 」にパッケージ名を加えたコマンドを実行すればいい。

関連記事

2014年11月06日10時45分 公開 | カテゴリー: チューンアップ | キーワード:, | Short URL
このエントリーをはてなブックマークに追加

最新記事