Adobeは6月16日、新しいAndroidアプリの提供を開始した。提供されたのは、Photoshop Mix、Brush CC、Shape CC、Color CCの4種類。従来では、PhotoshopやLightroomなど人気アプリはiOS版のみ提供されていたが、今回のリリースで、Androidでも人気アプリが使えるようになった。アプリはCreative Cloudの契約者のみ使用可能。Google Playストアで無料でダウンロードできる。

本格的な画像編集が行える「Photoshop Mix」・デスクトップ版との連携も可能

Photoshop Mixは、Photoshopの基本的な機能が提供される画像編集アプリ。

主な機能は、一般的な補正（コントラストや明瞭度、露光量など）、レイヤー編集、エフェクトの適用、タッチ領域の部分的なカット、複数の画像の合成（コラージュ）、Creative Cloud との同期など。

デスクトップ版 Photoshop や Lightroom などの他の Creative Cloud 対応アプリのプロジェクトを閲覧したり、編集したりすることも可能。

一方、「Brush CC」はモバイル・デバイスで取り込んだ写真やグラフィックをブラシに変換して、Adobe Photoshop CCやIllustrator CCで利用するアプリ。

また「Shape CC」は画像をキャプチャーしてPhotoshopなどで利用できるベクトルグラフィックスを作成するアプリで、「Color CC」はWebブラウザー上で写真画像を取り込むと色の抽出が可能になる配色パターン作成なアプリとなっている。

Photoshop Mix – Google Play の Android アプリ

Brush CC – Google Play の Android アプリ

Shape CC – Google Play の Android アプリ

Color CC – Google Play の Android アプリ