GPSでの位置検出が遅かったり認識しないときは「A-GPS」を使って測位しよう

自分が移動した道のりをマップ上に記録できる「My Tracks」は、スマートフォンのGPS機能を最大限に活用できるアプリだ。散歩やランニングなどのお供として利用している人も多いだろう。しかし、GPS機能をONにしても、なかなか現在位置を検出してくれないときがある。「GPS Status & Toolbox」の「A-GPS」機能を使って、現在位置を認識させよう。

「A-GPS」とは、現在地を確認する技術の1つで、携帯電話などのデータ通信を補助的に利用して測位できる。携帯電話の電波の届いているエリアであれば、市街地で5~10m程度、建物内であれば20m程度以内の誤差で、現在地の確認が可能だぞ。

AGPS01My Tracksを立ち上げても、現在位置をなかなか認識しないことがある。

AGPS02「GPS Status & Toolbox」は、現在位置と衛星の数、精度、速度、加速度、ベアリングの信号強度などを表示するGPSアプリだ。衛星の数は、緑の点で表示される。コンパスとしても使用することができるぞ。

AGPS03メニューで「Tools」を選択。

AGPS04「Manage A-GPS state」をタップ。

AGPS05まずは「Reset」を押して、A-GPSデータを初期化しよう。

AGPS06A-GPSデータが消去された。

AGPS07次に、新たなA-GPSデータをダウンロードしよう。メニューの「Tools」→「Manage A-GPS state」から、再び「A-GPA XTRA Date」の画面を出して「Download」をタップ。

AGPS08正しく測位ができたら、画面下部に現在の緯度と経度や高度などの数値情報が4行分表示される。上記の作業を行ってもまだ不安定な場合は、再度A-GPSデータを初期化してダウンロードを実行してみよう。

GPS Status & Toolbox – Android マーケット
My Tracks – Android マーケット

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2011年07月05日19時35分 公開 | カテゴリー: ライフハック | キーワード:, | Short URL
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