マイクロソフト パーソナルアシスタント「Cortana」をiOSとAndroid向けに提供

Microsoftは5月26日、iOSとAndroid向けのパーソナルアシスタント「Cortana」を発表した。「Cortana」はWindows 10に搭載予定のパーソナルアシスタント機能。Appleの「Siri」のように音声で呼び掛けるだけで簡単な質問に答えたり、アラームやリマインダーを設定したりすることができる。Androidアプリは6月末に、iOSアプリは年内に提供される予定。日本語には対応していないが、今夏に予定されているWindows 10のリリース段階で日本語をサポートする可能性もある。

Windows Phone版と同じ機能が使えるが一部制限あり

「Cortana」はMicrosoftが独自に開発したパーソナルアシスタント機能。

今回発表されたiOSとAndroid向け「Cortana」では、Windows Phone版と同じように音声で呼びかけることで天気予報などWeb上の情報検索のほか、リマインド設定、メール操作なども行うことができる。

ただし、OS側の制限により端末を起動させたり、特定のアプリを起動させたりすることなどはできない。

なお、AndroidとiOS向けの「Cortana」は、MicrosoftがWindows 10との連携用に用意する「Phone Companion」を利用したものとなる。

「Phone Companion」はWindows 10がインストールされたPCとスマートフォンとの間で写真、音楽、ドキュメント、ノートなどの共有を可能にするアプリ。

「Cortana」は、PC側のPhone Companionアプリを利用してGoogle Play、App Storeからダウンロード可能になる。

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2015年05月31日08時00分 公開 | カテゴリー: 端末・周辺機器・サービス | キーワード:, | Short URL
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